自動車保険を見直すとき、「結局どこを比較すればいいの?」と迷う方は多いと思います。
私自身、保険を見直した経験から「ここだけは見ておいた方がいい」と感じたポイントを整理しました。比較する前の判断軸として参考にしてください。
目次
つけておいた方がいいと感じる補償
補償内容は人によって考え方が分かれますが、個人的には次の2つはつけておいた方がいいと感じています。
① 対人・対物無制限
事故の相手にケガを負わせてしまったり、物を壊してしまったりした場合の補償です。賠償額が想定を超えて大きくなることがあるため、ここは無制限にしておくのが安心です。
② 弁護士特約
事故後の交渉を弁護士に依頼できる特約です。月々の負担は小さいですが、もし必要になったときの安心感が大きいので、つけておく価値があると思っています。
それ以外の細かい補償については、正直「各自の判断」で良いと思います。私自身は不要だと考えているものも多いです。
車両保険は「車との付き合い方」で考える
車両保険をつけるかどうかは、補償の話というより車との付き合い方の話だと思っています。
新車で高い車に乗っている方は、車両保険をつけてもいいと思います。ただ、その前提として「そもそも無理して高い車を買わない」という考え方も大事だと感じています。
とはいえ、車は実用品である一方、ロマンでもあります。「無理のない範囲で好きな車に乗る」というバランスを、自分なりに天秤にかけて選ぶのがいいと思っています。何より、その選択に自分が満足できているかが一番大切です。
見積もりの前に決めておく3つの条件
補償の中身より先に決めておくべきなのが、「誰が・何歳から運転するか」という契約条件です。ここは保険料への影響が大きいわりに、見落とされがちなポイントです。
① 年齢条件
「何歳以上の人が運転するか」で保険料が変わります。おおむね年齢を問わず補償 → 21歳以上 → 26歳以上 → 30歳以上 → 35歳以上と、条件が絞られるほど安くなる仕組みです(区分は保険会社によって異なります)。
私は26歳以上補償にしています。注意したいのは、誕生日が来ても自動では変わらないこと。条件を上げられる年齢になったら、自分で見直さないと損をし続けます。
② 運転者の範囲
「誰が運転するか」の設定です。本人限定 → 本人・夫婦限定 → 家族限定 → 限定なしの順で、範囲が狭いほど安くなります。
私は本人・夫婦限定です。ここで大事なのは、安くしたいからと範囲を狭めすぎないこと。限定から外れた人が運転して事故を起こすと、補償されません。友人に運転を代わってもらう可能性があるなら、正直に広めに設定しておくべき部分です。
③ 免責金額(自己負担額)
事故のときに自分がいくら負担するか、という設定です。免責金額を高くすると保険料は下がりますが、いざというとき手出しが増えます。
私は対物の免責金額を0円にしています。相手への賠償で自己負担が出る状況は避けたかったからです。ここは「保険料を下げる」より「使うときに困らない」を優先しました。
等級も忘れずに確認する
保険を比較するとき、等級も重要なポイントです。
等級が上がっているほど割引率が大きくなるので、同じ補償内容でも保険会社によって支払う金額が変わってきます。比較サイトで見積もりを取るときは、等級も正しく入力した上で比較するようにしてください。
参考:私の契約内容をそのまま公開します
考え方だけ書いても分かりにくいと思うので、実際の私の契約内容を載せておきます。月1,800円の中身です。
| 項目 | 私の設定 |
|---|---|
| 年齢条件 | 26歳以上補償 |
| 運転者の範囲 | 本人・夫婦限定 |
| 対人賠償 | 無制限 |
| 対物賠償 | 無制限(免責0円) |
| 弁護士費用特約 | あり |
| 人身傷害 | 補償されません |
| 車両保険 | 補償されません |
見てのとおり、相手への賠償(対人・対物)と弁護士特約だけを厚くして、自分の車と身体に関する補償はほぼ外している構成です。
人身傷害を外している理由
表を見て「人身傷害がないけど大丈夫?」と思った方もいると思います。ここは意図的に外しています。
人身傷害は「自分や同乗者が事故でケガをしたときに保険金が出る」補償です。ただ私は、この部分は公的保険(健康保険・高額療養費制度)と貯金で備える方が合理的だと考えています。
理由は「守備範囲」です。車に乗っている時間は、人生のうちのごく一部でしかありません。人身傷害が使えるのは基本的に自動車事故のときだけですが、貯金なら車に乗っていないときのケガや病気にも使えます。同じお金を備えに回すなら、範囲の広い方に置いておきたい、という考え方です。
そもそも医療費については、日本の公的保険と高額療養費制度がかなり強力です。ここを理解しないまま民間の保険を積み増すと、同じリスクに二重で払うことになりかねません。
📚 高額療養費制度があっても医療保険が不安な人へ|調べて分かった現実
逆に、対人・対物だけは貯金では絶対に賄えません。相手にケガをさせた場合の賠償額は上限が読めないからです。だからこそ、「貯金で備えられるリスクは自分で持ち、貯金では無理なリスクだけ保険に任せる」——これが私の線引きです。
まとめると、私の中の優先順位はこうです。
- 対人・対物無制限と弁護士特約は外さない(自分では背負えないリスク)
- 自分の身体・自分の車に関する補償は、公的保険と貯金でカバーする
ただし繰り返しになりますが、これはある程度の貯金があることが前提の判断です。貯金が薄い時期に同じ構成にすると、事故のときに立ち行かなくなります。
付帯サービスは意外と残っている
補償を削ったと言っても、基本的なサービスは付いたままです。私の契約にはロードアシスト(ロードサービス)、事故現場アシスト、もらい事故アシスト、メディカルアシストなどが含まれています。
「安くすると何もなくなるのでは」と不安になるかもしれませんが、会社によっては基本サービスとして最初から付いていることも多いです。見積もりを比較するときは、この付帯サービスの中身も見ておくと納得感が上がります。
この構成をそのまま真似しないでください
大事なことなので書いておきます。この内容は「私の生活・貯蓄・車の使い方」に合わせた結果であって、誰にでも当てはまるものではありません。
- 車両保険を外せるのは、買い替え費用を自分で出せる前提があるから
- 運転者を夫婦限定にできるのは、他の人が運転する機会がないから
- 26歳以上にできるのは、若い同居家族が運転しないから
条件が1つでも違えば、正解は変わります。参考にするのは「考え方の順番」だけにして、設定そのものはご自身の状況で決めてください。
比較するなら、まずは無料の一括見積もりから
ここまで挙げたポイント(対人対物無制限・弁護士特約・車両保険の考え方・等級)を踏まえて、実際にいくつかの保険会社を比較してみるのがおすすめです。
私はインズウェブを使って一括見積もりをしました。複数社の見積もりを一度に比較できるので、「今の保険が適正かどうか」を確認する手段として便利でした。
自動車保険の見直しを検討している方は、インズウェブで無料一括見積もりをしてみてください。
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まとめ
- 対人・対物無制限と弁護士特約はつけておいた方がいいと感じる補償
- 車両保険は「車との付き合い方」で考える・無理のない範囲で選ぶのが大切
- 等級も比較するときの重要なポイント
- 比較するならまず無料の一括見積もりから始めるのがおすすめ
保険は「安ければいい」というものではなく、自分が納得できる補償かどうかが大事です。この記事が比較の判断材料になれば嬉しいです😊
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